今までのセミナーでも受講者さんにアンケ―トにご協力いただき、次のセミナーなどへの参考にさせてもらっていました。
しかし、アンケートを書いたあとにフィードバックを得られたと感じられないと、なかなか一緒に学んでいる感が得られないように思い、今回からフィードバックのための記事を書こうと思います。
原文ママだったりすると嫌な方もいらっしゃると思うので、私の方で要約して掲載します。
〇前回の胆嚢のアーカイブが助かった。
〇アーカイブを続けてほしい。
アーカイブが勉強の助けになっているようで良かったです。
視聴期限はありますが今後も続けていこうと思います。
また、同じ内容の講義をタイミングが合わずに見られなかった方のために時期をあけて再度講演できればと思っています。
〇1時間半があっという間だった。
かなりつめつめな内容だったので聞くのも大変だったと思いますが、集中して一緒に学んでもらえたようでうれしいです。
今後も良いセミナーとなるように頑張ります。
だいたい金曜日の夜開催が多いので、セミナー中は自由に飲食してリラックスしてくださいね。
〇下腹部にフォーカスを当てたエコーの勉強会がなかったので有意義だった。
他の部位でも受講したい。
下腹部領域はエコーが盛んな地域や施設では普及していますが、私の住む鳥取県ではなかなか普及しきっていないと感じます。おそらく他の地域でもそんなところがあると感じています。これから一緒に下腹部もやっていけると医療に貢献できると思っています。
他の領域もこれからセミナーを組んでいく予定です。
基本的には月前半に基礎や疾患の勉強、月後半に前半の領域の症例検討会を予定しています。
ある程度、領域を巡ったらまた過去にやった領域の話をします。
その間に【患者さんが画像使用に同意してくださり協力を得られた】症例があれば随時追加され、内容もブラッシュアップしていく予定です。
〇前立腺に関して、悪性所見の描出には経腹エコーでは難しいと知った。気になっていたから助かった。
前立腺はそこが難しい臓器だと感じます。
オーダーしてくれる医師がそこを把握していない場合、悪性所見の否定が目的で検査が組まれることがあります。
レポートやディスカッションでは【エコーで分かるほどのものはないが、エコーでは否定できない】ことを共通認識として持っておく必要があるかと思います。
前立腺肥大でエコーで計測した体積が急増していた場合などはPSAと合わせて判断してもらうのがよさそうです。
〇ところどころ画像が小さくて残念でした。
これは申し訳ないです。今後、改善してこうと思います。
具体的にどこがというのがあるとより嬉しいですので、次に同様の想いをされた場合、改善のためにアンケートで教えてください。
あえて他の臓器との関係性などをうつすために引きの画像にしていることがあります。
〇下腹部は見慣れないため理解が難しかった
見慣れていないうえにオンラインという制約もあり、難しかったと思います。
今後、くまのこ検査技師塾で開催するオフラインのセミナーなどでは実際に描出しながら説明できるので理解しやすい状況を作れるかと思います。
しかし、オンラインでもより理解しやすいように私も工夫します!
〇色んな所見の例、色んな症例をもっとみたい。
下腹部の症例は、この領域が盛んな施設と比べると私のいるところでは多く経験できるものではなく、また、患者さんの協力を得て同意を得られるものでなければ提示できないので今回は少ない提示となりました。
日々、私も超音波検査を担当し、病院や患者さんに協力を得てみなさんの学びに役立つようなセミナーが開けるように精進いたします。
時間経過とともに提示できる画像も増えると思います。
〇自分もできるかもと思った
とても嬉しいコメントです。やってみて試行錯誤を重ねることが大事です。
これからも一緒に学んでいきましょう!
〇腎臓もやってほしい
泌尿器領域ということでセミナーを今後組みたいと思います!
〇消化管のエコーのセミナーをやってほしい
今回は大腸をざっくりと解説しましたが、胃も含めて【消化管】というくくりでゆっくり説明する会を作りたいと思います。
特に消化管は壁の層構造の判読も重要で、それぞれの層が何を意味するのかを理解しておく必要があります。
同意を得られた症例が集まり次第、開催日を検討しようと思います。
〇服部へのねぎらいのお言葉
あたたかいお言葉が多く、とても嬉しいです。
私もみなさんが参加してくれて、コメントでも活発に質問や意見を教えてくれるので楽しくセミナーを開けております。
私のセミナーで重視していることはみなさんからの発信です。特に月後半は問いかけを多くしてコメント機能を用いて発信してもらっています。
大きなセミナーや現地参集型ではハードルが高い質問や意見の発信がZoomを用いたオンラインセミナーでは少しハードルが低くなるような気がしています。
服部自身もみなさんのコメントや質問から学ぶことも多いので、双方向で楽しく学べる場を作っていけるようにこれからも頑張っていきたいと思います。
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